【2026年最新】153cmの平均体重は何kg?男女・年代別に比較

目次

153cmの体重を考えるとき、最初に押さえておきたいのが、厚生労働省の統計には「身長153cmの人だけを抽出した男女・年代別の平均体重」がそのまま掲載されているわけではないという点だ。

令和6年(2024年)国民健康・栄養調査は2024年10~11月に実施され、2025年12月2日に結果の概要が公表された。その後、詳細な統計表が2026年9月11日にe-Statで公開されている。2026年10月時点では、この詳細データが重要な比較資料となる。

そこで、同調査の第15表に掲載された年代・性別ごとの平均BMIを使い、153cmに換算した参考値を整理した。計算式は「平均BMI×1.53×1.53」である。

年代 男性の平均BMI 男性の153cm換算 女性の平均BMI 女性の153cm換算
10代(15~19歳) 20.0 46.8kg 20.5 48.0kg
20代 22.5 52.7kg 20.9 48.9kg
30代 24.0 56.2kg 21.4 50.1kg
40代 24.2 56.6kg 22.1 51.7kg
50代 24.4 57.1kg 22.3 52.2kg
60代 23.9 55.9kg 22.5 52.7kg
70歳以上 23.4 54.8kg 22.6 52.9kg

出典:厚生労働省「令和6年国民健康・栄養調査報告」第15表。153cm換算値は公表された年代別平均BMIから独自に算出した参考値であり、153cmの対象者を直接集計した平均体重ではない。小数第1位に四捨五入。

この表から読み取れるのは、成人では男性の平均BMIが女性より高い傾向にあり、女性では年代が上がるにつれて平均BMIも緩やかに上昇していることだ。

ただし、男性の153cm換算値が女性より高いからといって、同じ身長の男性が必ず女性より重いという意味ではない。筋肉量や骨格、体脂肪率などの違いも体重に影響する。

また、同調査の第14表では、20歳以上の平均体重は男性67.5kg、女性53.2kg。平均身長は男性168.4cm、女性154.9cmだった。これは日本人全体の平均値であり、153cmの人にそのまま当てはめることはできない。

統計上の平均値と自分の適正体重を混同しないことが、数字を正しく理解する第一歩になる。

出典:厚生労働省「令和6年国民健康・栄養調査報告」第14表・第15表、政府統計の総合窓口e-Stat。

【男女で違う?】153cmの女性・男性の体重を考えるポイント

153センチの平均体重

153cmの女性の場合

153cmの女性は、標準体重51.5kgを一つの健康管理上の基準として考えられる。

ただし、20代女性の平均BMIを153cmに換算すると約48.9kg、30代では約50.1kg、40代では約51.7kgとなる。これらは年代別の平均BMIを使った参考値であり、実際の153cm女性の平均体重を示すものではない。

注目したいのは、体重が51.5kgより軽いことだけを理由に、健康的でないと判断する必要はないという点だ。BMIが普通体重の範囲内で、月経や体調、食生活にも問題がなければ、必ずしも減量する必要はない。

一方、体重が軽くても、疲れやすい、月経不順がある、食事量を極端に減らしているといった場合は、体重の数字だけで安心しないことが大切だ。

153cmの男性の場合

153cmの男性についても、標準体重の計算方法は女性と同じである。BMI22を基準とするため、標準体重は51.5kgになる。

ただし、男性の場合は筋肉量が体重に影響する。日常的に筋力トレーニングをしている人や、スポーツを継続している人は、BMIが高めでも体脂肪率が低いことがある。

そのため、体重だけを基準に減量を判断するのは適切ではない。腹囲、体脂肪率、血圧、血糖値なども含めて体格を確認したい。

厚生労働省の令和6年調査では、20~60歳代男性の肥満者の割合は34.0%。一方、40~60歳代女性では20.2%だった。男女で体格の分布や健康上の課題が異なることも、統計から見えてくる。

【BMI22で計算】153cmの標準体重51.5kgと適正体重の違い

153cmの標準体重が51.5kgになる理由は、BMI22という数値を使って計算するためだ。

厚生労働省のe-ヘルスネットでは、BMI22を標準とする理由として、統計上、糖尿病や高血圧、脂質異常症などとの関連が比較的低いBMIであることを説明している。

BMI22の標準体重の計算方法

標準体重は、次の計算式で求められる。

標準体重=身長(m)×身長(m)×22

153cmの場合:

1.53×1.53×22=51.4998kg

標準体重は約51.5kg

この計算は男女共通である。身長が同じなら、BMI22から算出される標準体重も同じになる。

153cmのBMI別体重早見表

身長153cmの場合、BMIごとの体重を計算すると以下のようになる。

  • BMI18.5:約43.3kg
  • BMI20:約46.8kg
  • BMI22:約51.5kg
  • BMI25:約58.5kg

成人の一般的なBMI分類では、18.5未満が低体重、18.5以上25未満が普通体重、25以上が肥満に該当する。

したがって、成人の153cmの場合、BMIによる普通体重の範囲は約43.3kg以上58.5kg未満となる。51.5kgはこの範囲の中央付近にある標準体重だ。

ただし、BMI25以上だからといって、直ちに医療上の減量が必要になるわけではない。厚生労働省も、BMIだけでは筋肉と脂肪の割合や脂肪の蓄積場所までは判別できないと説明している。

平均体重と標準体重の違い

この2つは似た言葉だが、意味は大きく異なる。

平均体重は、調査対象者の実際の体重を集計して平均したもの。性別や年代、調査対象者の構成によって変動する。

標準体重は、BMI22を使って身長から算出する健康管理上の目安である。実際の日本人の平均体重と一致する必要はない。

たとえば、153cmの20代女性の平均BMIから計算した参考値は約48.9kgだが、標準体重は51.5kg。両者に差があっても、直ちに異常を意味するわけではない。

【理想体重・美容体重】153cmで目指すべき体重は何kg?

153cmの体重を検索すると、標準体重のほかに「適正体重」「理想体重」「美容体重」という言葉もよく登場する。それぞれの意味を整理しておこう。

153cmの適正体重

適正体重という言葉は、使われる場面によって意味が異なる。一般的な成人のBMI分類では、普通体重に該当する範囲が一つの目安になる。

さらに、厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2025年版)」に基づく目標BMIは年齢によって異なる。

  • 18~49歳:BMI18.5~24.9
  • 50~64歳:BMI20.0~24.9
  • 65歳以上:BMI21.5~24.9

153cmに換算すると、18~49歳では約43.3~58.3kg、50~64歳では約46.8~58.3kg、65歳以上では約50.3~58.3kgが目標BMIに対応する体重の範囲となる。

これは年齢に応じた栄養管理の参考範囲であり、個人の病歴や体調を考慮しない一律の目標体重ではない。特に高齢者は、体重を減らすことよりも低栄養や筋力低下を防ぐことが大切になる。

153cmの美容体重は約46.8kg

美容体重は、一般にBMI20を基準として計算されることが多い。

153cmの場合は、1.53×1.53×20=46.818となり、約46.8kgが美容体重の計算上の目安になる。

ただし、美容体重は厚生労働省や日本肥満学会が定めた正式な医学基準ではない。美容上の目安として使われる呼び方であり、健康状態を保証する数字ではない。

また、BMI18をモデル体重として紹介する情報もあるが、153cmでは約42.1kgとなり、成人のBMI分類では低体重に該当する。見た目の数字を優先して、この水準を目指すことは勧められない。

体重の軽さと健康的な美しさは同じではない。筋肉量や姿勢、体力、栄養状態も含めて考える必要がある。

【10代は要注意】153cmの中学生・高校生は成人の平均体重と比較できない

153cmの10代が体重を調べる場合、大人と同じ基準を使わないことが重要だ。

10代は身長や骨格、筋肉量が成長途中にあり、同じ153cmでも年齢や成長段階によって適切な体重が異なる。

厚生労働省の令和6年調査における15~19歳の平均BMIは、男性20.0、女性20.5だった。153cmに換算するとそれぞれ約46.8kg、約48.0kgとなるが、これは参考計算にすぎない。

特に15歳未満については、成人のBMI区分で体格を判断するのは適切ではない。農林水産省も、成長期の子どもについてはBMIではなく成長曲線を使い、身長と体重のバランスを確認するよう案内している。

学校や医療機関では、年齢・性別・身長に応じた標準体重や肥満度などを使って評価する。体重が増えたことだけを理由に食事を減らすのではなく、成長が順調に進んでいるかを確認することが優先される。

また、10代の女子は月経や骨の発達にも十分な栄養が必要になる。極端な食事制限は、将来の健康にも影響する可能性があるため注意したい。

【2026年の統計から分析】153cmの体重は数字だけで判断できない

令和6年国民健康・栄養調査の詳細データからは、単純な体重の平均値だけでは見えない日本人の体格の特徴も読み取れる。

若い女性は低体重にも注意が必要

同調査では、20~30歳代女性のうちBMI18.5未満のやせに該当する人の割合は16.6%だった。

これは、体重を減らすことだけが健康管理ではないことを示している。153cmの女性であれば、BMI18.5に相当する約43.3kgを下回ると、成人の一般的な分類では低体重になる。

体重が軽いことを無条件に良い状態と考えず、食事量や月経、疲労感なども含めて健康状態を把握したい。

男性は30代以降の体格変化にも注目

男性の平均BMIは20代の22.5から30代の24.0、40代の24.2へと上昇している。153cm換算の参考値でも、20代の約52.7kgから40代の約56.6kgへと変化する。

ただし、この差をそのまま加齢による体重増加と解釈することはできない。各年代は異なる人々を集計したグループであり、同じ人を追跡した結果ではないためだ。

それでも、年齢とともに体格が変化する傾向を知る資料としては参考になる。体重の変化に加え、運動習慣や腹囲、健康診断の結果を定期的に確認することが大切だ。

自分の体重を評価するときの3つの判断基準

153cmの人が自分の体重を確認するなら、次の3点を組み合わせて考えたい。

  • ① BMI:身長と体重のバランスを把握する基本指標。
  • ② 体組成:筋肉量や体脂肪率を確認し、体重だけでは分からない体格の特徴を知る。
  • ③ 健康状態:血圧、血糖値、脂質、腹囲、疲労感などを含めて総合的に判断する。

BMIが標準範囲でも、筋肉量が少なく体脂肪率が高い場合がある。反対に、筋肉量が多くBMIが高めでも、必ずしも脂肪過多とは限らない。

体重計の数字を一度確認するだけではなく、数か月単位の変化を見ることも重要だ。

【153cmの平均体重】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:153cmの女性の標準体重は何kgですか?
A1:BMI22を基準にすると約51.5kgです。美容体重の目安として使われるBMI20では約46.8kgですが、健康上の目標は年齢や体調によって異なります。

Q2:153cmの男性と女性で標準体重は違いますか?
A2:違いません。BMI22を基準に計算するため、男女とも約51.5kgです。ただし、筋肉量や体脂肪率などの体格には個人差があります。

Q3:153cmで何kgから肥満になりますか?
A3:成人の場合、BMI25以上が肥満の分類に該当します。153cmでは約58.5kg以上が計算上の目安です。ただし、BMI25以上でも必ずしも医学的な減量が必要とは限りません。

Q4:153cmの20代女性は何kgが理想ですか?
A4:標準体重は51.5kgですが、20代女性の平均BMIから算出した153cm換算値は約48.9kgです。これは実測された153cm女性の平均ではありません。BMIや体調を踏まえ、自分に合った体重を考えることが大切です。

Q5:153cmの10代は何kgを目指せばよいですか?
A5:一律の目標体重はありません。成長段階や性別、年齢に応じて成長曲線や身長別標準体重を使って判断します。成人向けの美容体重やBMI22を目標にする必要はありません。

Q6:153cmの美容体重は何kgですか?
A6:一般的にBMI20を美容体重とする場合、約46.8kgです。ただし、美容体重は公的な医学基準ではなく、健康的な体重を保証するものでもありません。

まとめ:153cmは51.5kgを基準に年齢と健康状態で判断しよう

153cmの標準体重はBMI22で計算すると約51.5kg。成人の普通体重の範囲は約43.3kg以上58.5kg未満である。

2026年に公開された厚生労働省の令和6年国民健康・栄養調査の詳細データを見ると、平均BMIは性別や年代によって異なる。153cmに換算した参考値も年代によって変化するが、これは実際に153cmの人だけを集計した平均体重ではない。

特に意識したいのは、平均体重と標準体重、美容体重を混同しないことだ。平均体重は集団の特徴を知る数字、標準体重はBMI22を基準にした健康管理の目安、美容体重は一般的に使われる非公式な呼び方である。

体重を減らすことだけを目標にするのではなく、十分な栄養、適度な運動、筋肉量の維持、健康診断の結果を総合的に確認したい。

153cmで何kgが正解なのか。その答えは51.5kgという一つの数字だけでは決まらない。年齢、性別、成長段階、筋肉量、体調を踏まえ、自分にとって無理のない健康的な体重を見つけることが大切だ。

主な参考資料:

  • 厚生労働省「令和6年国民健康・栄養調査結果の概要」(2025年12月2日公表)
  • 厚生労働省「令和6年国民健康・栄養調査報告」第14表・第15表・第17表
  • 政府統計の総合窓口e-Stat「令和6年国民健康・栄養調査」(2026年9月11日公開)
  • 厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」
  • 厚生労働省 e-ヘルスネット「肥満と健康」「肥満・メタボリックシンドローム予防の食事」
  • 農林水産省「食事バランスガイド」