Gメン’75のキャスト一覧!初期メンバーから歴代交代・2026年再放送まで徹底解説
刑事ドラマの名作として知られる『Gメン’75』。丹波哲郎、若林豪、倉田保昭、伊吹剛、森マリア、藤木悠、夏木陽介など、昭和を代表する俳優が出演した作品です。しかし、7年間にわたる長期放送だったため、初期メンバーと後期のレギュラー出演者では顔ぶれが大きく異なります。
1975年5月から1982年4月まで放送された本作は、全355話(最終回スペシャルを含む)。2026年には放送50周年を記念した全話HDリマスターBlu-ray BOXの発売も始まり、東映チャンネルでの再放送も続いています。この記事では、歴代キャストの役名、加入・降板の時期、ゲスト出演者、芥川隆行のナレーションまで、年代順に整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 初期メンバー:丹波哲郎、原田大二郎、倉田保昭、岡本富士太、藤田美保子、藤木悠、夏木陽介が中心。
- 歴代キャスト:1977年以降、若林豪、伊吹剛、森マリアらが加わり、1979年以降も大規模なメンバー交代が続いた。
- 2026年最新情報:東映チャンネルで火曜・木曜に放送中。全話HDリマスターBlu-ray BOXも順次発売されている。
【作品の基本情報】Gメン’75は1975~82年の全355話!

『Gメン’75』は、TBS系で1975年5月24日に放送を開始し、1982年4月3日に最終回を迎えた刑事ドラマです。制作は東映。プロデューサーの近藤照男を中心に、深作欣二、佐藤純弥らが作品づくりに参加しました。
物語の中心となるのは、警視庁の特別潜入捜査班「Gメン」。丹波哲郎演じる黒木哲也を中心に、精鋭の刑事たちが国内外の犯罪組織、凶悪事件、国際的な犯罪に立ち向かいます。
本作を象徴する映像といえば、滑走路を横一列になって歩くGメンたちのオープニングです。メンバーが交代するたびに映像の印象も変わり、出演者の変遷そのものが番組の歴史を形づくっています。
全355話の数え方には少し注意が必要
作品の総話数は355話と案内されていますが、東映ビデオの50周年記念商品では、通常の第1話から第354話に最終話スペシャルを加えた構成で紹介されています。
つまり、通常のナンバリングがあるエピソードは354話で、2時間枠の最終回スペシャルを含めると全355話です。資料によって「354話+最終話SP」と「全355話」という表現が使われるのは、この数え方の違いによります。
なお、全話を通してナレーションを担当したのは芥川隆行です。作品の緊張感を支える声も、Gメン’75を語るうえで欠かせない要素になっています。
【初期メンバー一覧】丹波哲郎・倉田保昭・藤木悠ら7人を紹介
1975年の放送開始当初、Gメンの中心を担ったのは7人の俳優です。丹波哲郎を筆頭に、原田大二郎、倉田保昭、岡本富士太、藤田美保子、藤木悠、夏木陽介という顔ぶれでした。
丹波哲郎:黒木哲也
Gメンの指揮を執る黒木哲也を演じたのが丹波哲郎です。組織の中心人物として、部下たちを率いる存在であり、作品全体を貫く軸となりました。
物語が進むにつれて黒木の階級も変化し、後期には黒木警視正として登場します。長期シリーズを通じて出演を続けた、最も重要なレギュラーの一人です。
原田大二郎:関屋一郎
関屋一郎を演じたのは原田大二郎。初期のGメンを支える主要メンバーでしたが、1976年放送の第33話で殉職する展開を迎えます。
初期キャストのなかでも、関屋の退場は大きな転換点です。放送開始から間もない段階で主要人物が物語を去る展開は、本作の刑事ドラマとしての厳しさを印象づけました。
倉田保昭:草野泰明
草野泰明を演じたのは倉田保昭です。アクション俳優として知られる倉田の身体能力を生かした格闘シーンは、作品の大きな見どころでした。
特に香港を舞台にしたエピソードでは存在感を発揮。第201話・第202話の「Gメン対香港カラテ軍団」は、草野刑事の活躍を語る際に欠かせないエピソードです。
倉田保昭は第202話まで出演。後年の50周年記念イベントでも、この香港シリーズが上映作品に選ばれました。
岡本富士太:津坂真一
津坂真一を演じたのは岡本富士太です。初期メンバーの一人として活躍しましたが、1977年放送の第104話で殉職します。
第103話で響圭子が去り、続く第104話で津坂が殉職するという流れは、初期メンバーの時代が終わり、新しいGメンへ移行する重要な節目でした。
藤田美保子:響圭子
初代女性Gメンの響圭子を演じたのは藤田美保子(現在の藤田三保子)です。男性中心の刑事ドラマにおいて、女性捜査官としてチームに加わり、初期の作品を印象づけました。
第103話でGメンを去り、初期編成に区切りをつけます。2026年8月の50周年記念イベントにも出演し、当時の共演者と再び顔を合わせました。
藤木悠:山田八兵衛
山田八兵衛を演じたのは藤木悠です。長く作品を支えた初期メンバーであり、後期まで残った主要キャストの一人でした。
1979年放送の第204話でGメンを去ります。倉田保昭、森マリアと相次いで退場する展開は、1979年の大規模なメンバー交代につながりました。
夏木陽介:小田切憲
小田切憲を演じたのは夏木陽介です。初期Gメンの一員として、黒木を支える重要な役割を担いました。
丹波哲郎とともに、初期の作品世界を象徴する俳優の一人です。夏木陽介と、後から加入する夏木マリは別の俳優であり、名前を混同しないように注意が必要です。
【歴代レギュラーの変遷】若林豪・伊吹剛・森マリアはいつ加入した?
『Gメン’75』のキャストを理解するうえで重要なのが、1977年以降のメンバー交代です。初期メンバーが次々と退場する一方、新しい刑事たちが加入し、作品の雰囲気も変化していきました。
1977年:若林豪・伊吹剛・森マリアが加入
1977年は、Gメンの歴史における大きな転換期です。
第103話で藤田美保子演じる響圭子が退場。第104話では岡本富士太演じる津坂刑事が殉職します。そして第105話から、新メンバーとして立花警部補(若林豪)、中屋刑事(伊吹剛)、速水涼子刑事(森マリア)が加入しました。
若林豪は立花吾郎として登場し、丹波哲郎演じる黒木と並ぶ重要な存在になっていきます。後期には立花警部として活躍し、最終回スペシャルにも出演しています。
伊吹剛が演じた中屋武は、アクションを含むエピソードで存在感を発揮しました。倉田保昭との香港シリーズをはじめ、作品のアクション面を支える俳優として知られています。
森マリアが演じた速水涼子は、女性Gメンとしてチームに加わりました。第203話でGメンを去るまで出演を続けています。
1978年:新体制が定着し海外ロケも充実
1978年は、新しいメンバー構成が定着した時期です。丹波哲郎、若林豪、倉田保昭、伊吹剛、森マリア、藤木悠、夏木陽介らが作品を支えました。
東映ビデオの作品解説によると、第145話から第148話ではヨーロッパロケの4部作を展開。さらに第175話・第176話では「香港カラテ対Gメン」を放送し、草野刑事を演じる倉田保昭のアクションが大きな見どころとなりました。
1979年:夏木マリ・千葉裕・有希俊彦が加入
1979年には、再び大きなメンバー交代が行われます。
第201話・第202話で倉田保昭演じる草野刑事がGメンを去り、第203話では森マリア演じる速水涼子、第204話では藤木悠演じる山田刑事が相次いで退場しました。
第205話からは、夏木マリ演じる津川螢子警部補、千葉裕演じる田口刑事、有希俊彦演じる村井刑事が新メンバーとして加入します。
さらに第227話からは、宮内洋演じる島谷刑事と川津祐介演じる南雲警視も登場。出演者の顔ぶれが大きく変わり、シリーズは新しい段階へ進みました。
1980~1982年:女性刑事の加入と後期メンバーへの移行
1980年の第253話からは、中島はるみ演じる吹雪杏子刑事が加入。新たな女性Gメンとしてチームに加わりました。
1981年には第307話・第308話を中心に大きな改革が行われます。鹿賀丈史、セーラ、范文雀、江波杏子ら4人の新メンバーが登場し、オープニングテーマも変更されました。香港やシンガポールでの海外ロケも行われ、シリーズの印象が大きく変化した時期です。
1982年の最終クールでは、丹波哲郎、若林豪、鹿賀丈史らが出演。最終回スペシャルではヨーロッパロケが実施され、7年間の物語を締めくくりました。
【キャスト相関・歴代一覧表】俳優と役名、加入・降板時期を整理
ここまで紹介した主要キャストを、役名と出演時期で整理します。初期メンバーと後から加入したレギュラーを分けて見ると、長期シリーズの変化が分かりやすくなります。
| 出演時期・区分 | 役名 | 俳優 | 主な経緯・位置づけ |
|---|---|---|---|
| 初期 | 黒木哲也 | 丹波哲郎 | Gメンの中心人物。後期は黒木警視正 |
| 初期~第33話 | 関屋一郎 | 原田大二郎 | 初期メンバー。第33話で殉職 |
| 初期~第202話 | 草野泰明 | 倉田保昭 | アクションを担う刑事。香港シリーズでも活躍 |
| 初期~第104話 | 津坂真一 | 岡本富士太 | 初期メンバー。第104話で殉職 |
| 初期~第103話 | 響圭子 | 藤田美保子 | 初代女性Gメン。第103話で退場 |
| 初期~第204話 | 山田八兵衛 | 藤木悠 | 初期から長期出演。第204話で退場 |
| 初期 | 小田切憲 | 夏木陽介 | 初期メンバーの一人 |
| 第105話~ | 立花吾郎 | 若林豪 | 新メンバーとして加入。後期は立花警部 |
| 第105話~ | 中屋武 | 伊吹剛 | アクション面でも活躍する刑事 |
| 第105話~第203話 | 速水涼子 | 森マリア | 女性Gメンとして出演 |
| 第205話~ | 津川螢子 | 夏木マリ | 新体制で加入した警部補 |
| 第205話~ | 田口明夫 | 千葉裕 | 1979年からの新メンバー |
| 第205話~ | 村井刑事 | 有希俊彦 | 1979年からの新メンバー |
| 第227話~ | 島谷和彦 | 宮内洋 | 1979年の追加メンバー |
| 第227話~ | 南雲義明 | 川津祐介 | 警視として登場 |
| 第253話~ | 吹雪杏子 | 中島はるみ | 1980年に加入した女性Gメン |
| 1981年~ | 草鹿刑事ほか | 鹿賀丈史ほか | 後期の新体制を象徴する出演者 |
この一覧から分かるのは、丹波哲郎と若林豪が後期まで作品を支えた一方、倉田保昭、森マリア、藤木悠ら初期から中期の人気メンバーは、1979年前後に相次いで退場したことです。
なお、これは主要レギュラーの一覧です。全355話には各回の事件関係者やゲスト俳優が多数登場するため、全出演者を一つの固定キャスト表で表すことはできません。
【ゲスト出演者とナレーション】芥川隆行の声も作品を支えた
『Gメン’75』の魅力は、レギュラー陣だけではありません。事件ごとに登場するゲスト出演者にも、当時の映画・テレビ界で活躍した俳優が名を連ねています。
ゲスト出演者はエピソードごとに異なる
ゲスト出演者を調べる際に参考になるのが、日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアムの脚本データベースです。個々の放送回に対応した台本情報が登録されており、レギュラーとゲストの出演者をエピソード単位で確認できます。
例えば、1978年8月5日放送の第167話「交通違反者の復讐」の記録には、レギュラー陣のほか、佐藤仁哉、一ノ瀬麗奈、今井和子、相馬剛三、浅見小四郎、出光元、きくち英一、辻シゲルらの名前があります。
また、1977年の第113話や第135話の脚本記録にも、丹波哲郎、若林豪、倉田保昭、藤木悠、伊吹剛、森マリアらの名前が掲載されています。放送回によって出演者の組み合わせが異なることが分かります。
このため、特定の俳優が出演したかどうかを調べる場合は、俳優名だけでなく放送年や話数も合わせて確認すると、より正確に出演歴をたどれます。
芥川隆行:全編を彩った名ナレーター
忘れてはならないのが、ナレーターの芥川隆行です。
芥川隆行は、各話の導入や物語の展開を支えるナレーションを担当しました。登場人物のせりふとは異なる客観的な語りが、犯罪事件を扱うハードボイルドな世界観を際立たせています。
日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアムの第113話、第135話、第167話などの記録にも、出演者とは別に「ナレーター:芥川隆行」と記載されています。
つまり、芥川隆行は画面に登場する刑事役ではなく、作品の語りを担った人物です。キャスト一覧を調べる際には、俳優として出演するレギュラー陣とナレーターを区別することが大切です。
【2026年最新】Gメン’75の再放送・Blu-ray発売情報
2026年は『Gメン’75』の放送開始50周年にあたります。東映ビデオは記念企画として、全話4Kスキャン・HDリマスターによるBlu-ray BOX全8巻の発売を発表しました。
東映チャンネルの2026年11月再放送予定
2026年10月31日時点で、東映チャンネルの番組情報には次の放送枠が掲載されています。
- 毎週火曜日:7時~9時
- 毎週木曜日:4時~6時
- 放送形態:HD放送
2026年11月の番組表では、火曜日は第221話から第228話、木曜日は第273話から第280話が予定されています。
具体的には、11月3日(火)に第221話「海抜3170米の空中ブランコ」と第222話「大爆走!バスジャック」、11月24日(火)には第227話・第228話の「Gメン対香港の人喰い虎」前後編が放送予定です。
木曜日は11月5日に第273話・第274話、11月12日に第275話・第276話が予定されています。
なお、これらは東映チャンネルの掲載スケジュールに基づく情報です。放送日時は変更される場合があるため、視聴前に最新の番組表を確認してください。
全話HDリマスターBlu-ray BOXは2026年から順次発売
東映ビデオは2026年4月24日、放送50周年を記念した全話HDリマスターBlu-ray BOXの発売を発表しました。
全8巻で構成され、1975年編から1982年編までを年代別に収録。4KネガスキャンをもとにHDリマスター化した映像で、従来の映像商品では実現できなかった80話分のエピソードも新たにリマスター化されます。
2026年10月31日時点での発売状況は次のとおりです。
- 1975年編:2026年7月8日発売。第1話~第32話を収録。
- 1976年編:2026年9月9日発売。第33話~第84話を収録。
- 1977年編:2026年11月11日発売予定。第85話~第136話を収録。
1977年編には、響圭子の退場、津坂刑事の殉職、若林豪ら新メンバーの加入という、シリーズの大きな転換点が収録されています。初期キャストから歴代レギュラーへと変わる時期をまとめて見られる巻です。
1978年編以降も2027年にかけて順次発売される予定で、全8巻でシリーズを網羅する構成になっています。
2026年8月には50周年記念イベントも開催
東映ビデオは2026年8月1日、東京証券会館ホールで「Gメン’75」放送50周年・全話Blu-ray BOX発売記念イベントを開催しました。
出演したのは、倉田保昭、伊吹剛、岡本富士太、藤田三保子の4人。人気エピソードとして知られる第201話・第202話「Gメン対香港カラテ軍団」の上映に加え、倉田保昭と伊吹剛による香港シリーズの振り返りトークショーも行われました。
初期メンバーの岡本富士太と藤田三保子も参加したことで、初期編成から中期の活躍までを振り返る機会になりました。イベントの模様は1979年編のBlu-ray BOXに収録される予定と発表されています。
【よくある質問】Gメン’75のキャストに関するFAQ
Q1:Gメン’75の初期メンバーは誰ですか?
A1:丹波哲郎、原田大二郎、倉田保昭、岡本富士太、藤田美保子、藤木悠、夏木陽介の7人が初期の主要メンバーです。それぞれ黒木哲也、関屋一郎、草野泰明、津坂真一、響圭子、山田八兵衛、小田切憲を演じました。
Q2:若林豪と伊吹剛、森マリアは何話から出演していますか?
A2:3人とも1977年放送の第105話から新メンバーとして登場します。若林豪は立花吾郎、伊吹剛は中屋武、森マリアは速水涼子を演じました。
Q3:Gメン’75の全話数は354話ですか、355話ですか?
A3:通常のナンバリングがある第1話から第354話に、最終回スペシャルを加えた全355話です。東映ビデオの商品情報では「全354話+最終話SP」と整理されています。
Q4:Gメン’75のナレーションを担当したのは誰ですか?
A4:芥川隆行です。出演者として画面に登場する俳優とは異なり、各話のナレーションを担当しました。
Q5:2026年にGメン’75を再放送しているチャンネルはどこですか?
A5:東映チャンネルです。2026年10月31日時点では、毎週火曜日7時~9時、木曜日4時~6時の放送枠が掲載されています。11月も継続予定です。
まとめ:Gメン’75のキャストは初期から後期まで追うと面白い
『Gメン’75』のキャストは、丹波哲郎を中心とした初期メンバーから、若林豪、伊吹剛、森マリアらが加わる1977年の新体制、さらに夏木マリ、千葉裕、宮内洋、鹿賀丈史らが登場する後期まで、大きく変化してきました。
なかでも押さえておきたい節目は、第33話の関屋刑事の殉職、第103~105話の初期メンバー交代、第201~205話の大規模な入れ替え、そして第307話前後の後期リニューアルです。
また、俳優陣だけでなく、芥川隆行のナレーションや各話のゲスト出演者にも目を向けると、作品の魅力をさらに深く理解できます。
2026年は放送50周年を迎え、東映チャンネルでの再放送と全話HDリマスターBlu-ray BOXの発売によって、作品を見直す機会が広がっています。
初めて視聴する人には第1話からの鑑賞がおすすめです。一方、歴代メンバーの交代を重点的に見たい人は、第103~105話や第201~205話を続けて見ると、キャストの変遷を実感できます。全355話という長い歴史を、出演者の顔ぶれとともにたどることが、『Gメン’75』を楽しむうえでの大きなポイントです。
主な確認資料: 東映ビデオの2026年4月24日付50周年記念発表、東映チャンネル2026年11月番組表、日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアムの脚本記録、映画.comの作品・キャスト情報、小学館デジタル大辞泉プラス。