【2020年版のあらすじ】島崎章が独立し、個人対組織の新たな戦いへ
2020年版は、2018年版から約2年後の世界を舞台にした新章です。大きな変化は、島崎章が民間警備会社の組織に所属する立場から、独立した私設ボディーガードへ転身することです。
日ノ出警備保障がKICKSガードに変わる

2018年版で島崎たちが所属していた日ノ出警備保障は、IT系総合企業「KICKS CORP.」に買収されます。会社は「KICKSガード」となり、身辺警護課の経営方針も大きく変わります。
新社長の劉光明(仲村トオル)は、警護対象を政財界のVIPに限定する利益優先の方針を打ち出します。弱い立場の人々も守りたいと考える島崎にとって、この方針は受け入れがたいものでした。
そんなとき、服役中の元大学講師・松野信介(青木崇高)から、出所後の警護を依頼されます。会社側は犯罪歴のある人物の警護に反対しますが、松野の事情を知った島崎は、自分の信念を優先して会社を退社。個人で警護を引き受けます。
この決断をきっかけに、島崎は「島崎警備」を立ち上げ、私設ボディーガードとして再出発します。
高梨雅也との新たなバディ関係
2020年版でも重要な役割を担うのが、斎藤工演じる高梨雅也です。
高梨は当初、KICKSガードに残っています。しかし、島崎が会社を辞めた本当の理由を知ろうと接触し、一緒に警護を経験するなかで、再び島崎と行動を共にするようになります。
2人の関係は、2018年版の先輩と後輩という構図から、互いの技術や信念を認め合う相棒へと発展。元自衛隊員としての実力を持つ高梨と、豊富な経験を持つ島崎の組み合わせは、2020年版の大きな見どころです。
菅沼まゆと沢口正太郎はKICKSガードに残留
一方、菜々緒演じる菅沼まゆと間宮祥太朗演じる沢口正太郎は、KICKSガードに残る道を選びます。
島崎たちと同じ理想を共有していても、働く場所や選択は異なります。特に高梨とまゆの関係にも変化が生まれ、仕事上の対立だけでなく、個人的な感情も物語に絡んでいきます。
最終話では、島崎が敵対していた劉光明を警護するという展開に発展します。警護対象者が誰であっても、命を守るという仕事の原点を貫けるのか。主人公の信念が試される結末です。
2020年版は全7話。最終回には市川海老蔵が本人役で出演したことも話題になりました。
【民間ボディーガードとSPの違い】島崎章と落合義明は何が違う?
『BG~身辺警護人~』を理解するうえで欠かせないのが、民間ボディーガードと警視庁SPの違いです。
ドラマでは島崎章が民間側、江口洋介演じる落合義明が警察側を代表する人物として描かれています。両者は同じように人を守る仕事をしていますが、所属する組織や警護対象者、装備、仕事の性質が異なります。
1.警護対象者の違い
SPはSecurity Policeの略称で、警察組織に属する警護担当者です。テレビ朝日の公式番組特設企画で、作品の警備監修を担当した古谷謙一氏は、SPの警護対象者について、内閣総理大臣や最高裁判所裁判官など、規程によって定められた人物を挙げています。
また、国賓や外国要人が来日した際にもSPが警護を担当します。誰でも希望すればSPを付けてもらえるわけではありません。
これに対し、民間ボディーガードは、個人や企業などから依頼を受けて警護を行います。公式企画では、身の危険を感じた議員などが民間の警護を依頼するケースも紹介されています。
2.組織力と装備の違い
両者の大きな違いは、警察組織との連携の有無です。
SPは個人の警護能力だけで任務を完結させるわけではありません。警察組織全体との連携によって、警護対象者を守る体制が構築されています。
一方、民間ボディーガードは警備会社や契約先の体制を中心に警護します。ドラマに登場する日ノ出警備保障のような少人数のチームでは、限られた人員で状況に対応しなければなりません。
装備にも違いがあります。番組の警備監修者による解説では、民間ボディーガードは殺傷能力のある武器を持たず、SPは拳銃などの装備を使用できると説明されています。
民間ボディーガードとSPの比較
| 比較項目 | 民間ボディーガード | 警視庁SP |
|---|---|---|
| 所属 | 民間警備会社・個人事業など | 警察組織 |
| 主な対象 | 契約した個人・企業など | 規程で定められた要人など |
| 組織的な支援 | 所属会社などの警備体制 | 警察組織との連携 |
| 装備 | 殺傷能力のある武器を持たない | 拳銃などの装備 |
| 業務の性質 | 警護と顧客サービスの両面 | 公的な警護任務 |
| ドラマの代表人物 | 島崎章(木村拓哉) | 落合義明(江口洋介) |
もう一つ注目したいのは、民間ボディーガードにはサービス業としての側面があることです。
番組の警備監修者は、民間の警護業務では依頼人の要望に応じて、警護以外の雑務にも対応する場合があると説明しています。単に危険から守るだけでなく、依頼人との信頼関係を築くことも仕事の一部なのです。
ドラマで島崎が依頼人の事情を丁寧に聞き、相手の立場に立って行動するのは、この民間警護の特徴を物語に反映したものと考えられます。
【続編・シリーズ構成を解説】2018年版と2020年版はどちらから見るべき?
『BG~身辺警護人~』は、同じ主人公と基本設定を引き継ぎながら、2作品で物語の焦点を変えています。
2018年版はチームの成長と人間関係が中心
2018年版の魅力は、身辺警護課という組織の中で、個性の異なるメンバーが成長していく過程です。
島崎と高梨の衝突、菅沼と沢口の立ち位置、村田のリーダーシップ、そして落合との対立。それぞれの価値観が交差することで、警護という仕事の難しさが立体的に描かれています。
複数の登場人物が関わる群像劇や、仕事仲間の関係性を楽しみたい人には、2018年版が特におすすめです。
2020年版は個人の信念と組織の利益が対立
2020年版の中心テーマは、個人と組織の対立です。
企業として利益を追求するKICKSガードと、弱い立場の人を守るという信念を優先する島崎。どちらの立場にも事情があり、単純な善悪だけでは整理できない構図になっています。
さらに、島崎と高梨のコンビネーションが強化され、個々の依頼人を守るエピソードにも深みが加わりました。
木村拓哉と斎藤工のバディものを楽しみたい人や、主人公が自分の信念を貫く物語が好きな人には、2020年版がおすすめです。
2026年現在、第三シリーズは発表されている?
2026年11月時点で、テレビ朝日の公式番組情報と制作会社MMJの作品記録で確認できる連続ドラマは、2018年版と2020年版の2作品です。第三シリーズの放送について、公式な発表は確認できません。
2020年版の最終回では島崎の新たな警護活動と人間関係に一区切りが描かれていますが、主人公の仕事そのものが終わったわけではありません。物語をさらに展開できる余地は残されています。
ただし、続編の可能性と制作決定は別の話です。新シリーズを期待する場合は、テレビ朝日の番組発表や公式ニュースを判断材料にするのが確実です。
【よくある質問】BG~身辺警護人~に関するFAQ
Q1:BG~身辺警護人~の2018年版と2020年版はどちらが先ですか?
A1:2018年版が先です。2018年1月18日に放送が始まり、3月15日に最終回を迎えました。2020年版は2020年6月18日から7月30日まで放送された続編です。人物関係を理解するためにも、2018年版からの視聴がおすすめです。
Q2:BG~身辺警護人~の主人公・島崎章を演じているのは誰ですか?
A2:木村拓哉です。島崎章は、卓越した警護能力を持ちながらも、一度ボディーガードの仕事から離れた過去を持つ民間警護人です。
Q3:高梨雅也、菅沼まゆ、落合義明を演じる俳優は誰ですか?
A3:高梨雅也役は斎藤工、菅沼まゆ役は菜々緒、落合義明役は江口洋介です。高梨と菅沼は民間のボディーガード、落合は警視庁SPという異なる立場の人物です。
Q4:BGの民間ボディーガードとSPは何が違いますか?
A4:民間ボディーガードは警備会社などに所属し、契約に基づいて個人や企業などを警護します。SPは警察組織に所属し、規程に基づいて要人警護を担当します。組織力や装備にも違いがあります。
Q5:BG~身辺警護人~は全部で何話ありますか?
A5:2018年版が全9話、2020年版が全7話で、合計16話です。
Q6:BG~身辺警護人~の2026年現在の続編はありますか?
A6:2026年11月時点で第三シリーズの公式な放送発表は確認できません。公式に確認できる連続ドラマは2018年版と2020年版の2作品です。
まとめ:BG~身辺警護人~は島崎章の信念と人間ドラマが見どころ
『BG~身辺警護人~』は、木村拓哉演じる島崎章が、武器を持たない民間ボディーガードとして依頼人の命を守るオリジナルドラマです。
2018年版では日ノ出警備保障の身辺警護課を舞台に、島崎、高梨、菅沼、沢口らのチームワークと成長が描かれました。江口洋介演じるSP・落合との対立も、作品を象徴する見どころです。
2020年版では島崎が組織を離れ、私設ボディーガードとして独立。斎藤工演じる高梨との新たなバディ関係や、仲村トオル演じる劉光明との対立を通じて、個人の信念と企業の利益というテーマが掘り下げられました。
視聴するなら、まず2018年版で登場人物と背景を理解し、続けて2020年版を見る順番がおすすめです。チームで依頼人を守る物語から、個人として信念を貫く物語へ。2つのシリーズを通して見ることで、島崎章という人物の魅力をより深く味わえます。
2026年現在も、民間警護とSPの違いをドラマを通じて理解できる点は、本作ならではの価値です。アクションだけではなく、人を守る仕事に必要な責任、信頼、そして覚悟に注目して楽しみたい作品です。