【作品概要】『マイ・フィクション』は原作なし?放送情報と基本設定
『マイ・フィクション』は、ABCテレビ・テレビ朝日系で放送された全8話のオリジナルサスペンス・ラブストーリーです。
- 放送開始:2026年7月5日
- 最終回:2026年8月23日
- 放送時間:毎週日曜22時15分
- 主演:玉森裕太
- 脚本:山岡潤平
- 制作協力:メディアミックス・ジャパン(MMJ)
- ジャンル:サスペンス・ラブストーリー
原作漫画・小説・韓国ドラマのリメイクではない

原作があるのか気になる人も多い作品ですが、MMJの制作情報では、山岡潤平によるオリジナル作品として紹介されています。
漫画や小説を原作とするドラマではなく、韓国ドラマのリメイクでもありません。
そのため、結末を先に知っている原作読者が存在するタイプの作品ではなく、毎話の展開そのものが謎解きの材料になっています。
物語の舞台は、事件件数ゼロを連続1100日達成した平和な町「森沼ネクスタウン」。
表面的には理想的な生活環境ですが、その平穏さは住民の自由な意思によって成立しているものではありませんでした。
玉森裕太が演じる伊川正樹の設定
主人公の伊川正樹は、老人ホーム「はるなぎ園」で介護士として働く男性です。
妻の真弓と結婚6年目を迎え、文鳥のピョートルを家族のようにかわいがっています。
しかし、転落事故から目覚めた後、彼の生活は一変します。
妻も同僚も自分を知らず、別の人物が伊川正樹として暮らしているのです。
この設定が単なる入れ替わりではなく、記憶の移植技術による人格の再構成だったことが、物語の中盤以降に明らかになります。
【人物相関図】キャストと正体・関係性を一覧で整理
物語を理解するうえで重要なのは、登場人物の現在の名前と、本来の人物像を区別することです。
特に玉森裕太が演じる二つの人格と、宮澤エマ演じる真弓・奈々美の関係を押さえると、ストーリーが格段に理解しやすくなります。
主要人物・キャスト一覧
| 登場人物 | キャスト | 正体・物語上の役割 |
|---|---|---|
| 伊川正樹/二宮祐介 | 玉森裕太 | 記憶改ざん技術の研究者。伊川として生きていた人物 |
| 二宮由梨 | 森川葵 | 二宮の妻。かつて津村と婚約していた女性 |
| 伊川真弓/石野奈々美 | 宮澤エマ | 夫殺しの罪を着せられ、記憶を改ざんされた女性 |
| 津村大輔 | 野村周平 | 由梨の元婚約者。由梨を守るために罪をかぶった人物 |
| 香坂睦美 | 国仲涼子 | 警察関係者。ペルソナ・シフト計画の運用に関わる |
| 多田義孝 | ジャンボたかお | はるなぎ園の職員。伊川を監視する側の人物 |
| 向井理恵 | 結城萌 | はるなぎ園の職員 |
| 藤谷治 | 佐戸井けん太 | 由梨の伯父。大学で脳科学を研究する人物 |
| 室谷隆敏 | 吉村界人 | 無差別殺傷事件を起こした犯罪者 |
| ゆず季 | 田牧そら | 香坂の娘。記憶処置の対象となる |
| 賢人 | 日影琉叶 | 由梨と津村の息子。二宮との父子関係にも秘密がある |
特に押さえたい3つの人物関係
1.伊川正樹と二宮祐介
別々の人物ではありません。伊川正樹の正体は二宮祐介です。
二宮は自分の記憶を書き換え、別人格の伊川として生活していました。
2.伊川真弓と石野奈々美
真弓は奈々美が記憶を改ざんされて生活していたときの名前です。
夫婦として過ごした2年間の記憶も、ペルソナ・シフト計画と深く関係しています。
3.二宮由梨と津村大輔
二人は7年前に婚約していた元恋人同士です。
由梨はその記憶を失い、津村との思い出を二宮との結婚生活として認識していました。
この3つの関係を理解すると、終盤で明かされる人物の正体が一本につながります。
【全8話ネタバレ】第1話から最終回までのあらすじ
ここからは各話の重要な出来事を時系列で振り返ります。
第1話:幸せな日常が崩壊する
伊川正樹は、妻の真弓と文鳥のピョートルとともに、平穏な生活を送っていました。
しかし、はるなぎ園を出たところで津村大輔と遭遇した直後、激しい頭痛に襲われます。
逃げようとした伊川は川へ転落し、意識を失います。
1週間後に病院で目覚めて帰宅すると、そこには自分ではない人物が伊川正樹として暮らしていました。
妻の真弓も、職場の同僚も、伊川の存在を覚えていません。
自分の人生を証明できなくなった伊川は、事故後に病院で知り合った二宮由梨に助けを求めます。
ところが、由梨の自宅にあった亡き夫の遺影には、伊川と瓜二つの男性が写っていました。
この段階では、伊川と由梨の夫の関係は大きな謎として残されます。
第2話:生きていた文鳥と二宮祐介の遺影
伊川は真弓に、自分が本当の夫だと必死に訴えます。
結婚記念日の出来事や、亡くなったはずの文鳥ピョートルについて説明しますが、真弓は見知らぬ男性として伊川を警戒します。
さらに、庭に埋めたはずのピョートルの亡骸が見つかりません。
鳥かごには、死んだはずのピョートルが生きた状態でいました。
伊川は現実と自分の記憶の食い違いに混乱します。
交番へ助けを求めても、掲示板には事件件数ゼロの記録が表示されていました。
一方、由梨の家で見つけた遺影の男性の名前が、二宮祐介だと分かります。
伊川は、自分と瓜二つの人物が2年前に事故死したという事実に直面します。
第3話:元の生活が戻ったのに由梨を忘れてしまう
伊川は真弓との思い出を証明する写真を見つけ、ようやく自分の記憶が間違っていなかったと安堵します。
その後、森沼ネクスタウンでは事件件数ゼロの連続記録が1111日に到達。
伊川は以前と同じように真弓と暮らし、はるなぎ園で働く生活へ戻ります。
ところが、今度は伊川が由梨の存在を忘れてしまいます。
前日まで助けてくれた由梨を認識できず、二人の関係は完全に断絶したように見えました。
伊川の記憶には知らない出来事が混ざり、愛鳥のピョートルが死ぬ悪夢まで現れます。
この回で重要なのは、周囲だけでなく、伊川自身の記憶も操作されている可能性が強く示されたことです。
第4話:DNA鑑定で正体が判明、真弓にも秘密があった
津村が密かに行ったDNA鑑定によって、伊川正樹と二宮祐介が同一人物であることが判明します。
由梨にとっては、亡くなったはずの夫が目の前にいるという衝撃的な事実でした。
津村は二宮の大学時代からの友人でしたが、2年前の葬儀に参列していません。
その理由は、津村自身も7年前の殺人事件で服役していたためです。
さらに津村は、伊川真弓についても重大な秘密を明かします。
真弓は本当の伊川真弓ではなく、石野奈々美という女性だったのです。
物語の焦点は、伊川と二宮の関係から、真弓と奈々美の正体へと広がっていきます。
第5話:真弓の正体は石野奈々美だった
奈々美は7年前、夫を殺害した罪で逮捕され、懲役10年の判決を受けていました。
ところが、服役していたはずの奈々美は、なぜか伊川真弓として生活しています。
伊川たちは奈々美を捜し、彼女の娘が預けられている児童養護施設へたどり着きます。
奈々美はそこで襲撃されますが、伊川たちによって救出されます。
奈々美は、夫殺しについて自分は無実だと訴えます。
服役中に意識が朦朧とした状態で施設へ運ばれた記憶があり、そのときに香坂睦美が関わっていたことも明らかになります。
そして、奈々美の記憶を改ざんした背景に、製薬会社ニューロヴァイスが存在することが分かってきます。
第6話:主人公自身が計画の内部にいた
第6話では、奈々美の事件を担当していた刑事が香坂睦美だったことが明らかになります。
さらに、香坂が担当した無期懲役囚8人が刑務所から姿を消していました。
その中には、津村が殺害したと思っていた室谷隆敏も含まれています。
警察上層部とニューロヴァイスが進めていたのは、重罪を犯した受刑者の記憶を改ざんし、別人格として社会へ戻す極秘計画でした。
それがペルソナ・シフト・プログラムです。
津村と伊川は奈々美を救出し、香坂から計画の実態を聞き出そうとします。
しかし、ここで最大のどんでん返しが起こります。
伊川は津村の首に薬剤を注入し、意識を奪ってしまいます。
実は伊川は、二宮祐介としての記憶を取り戻しており、計画の内部に関わっていた人物だったのです。
主人公自身が、事件を裏から動かす側だったという衝撃の展開です。
第7話:二宮祐介が自分の記憶を消した理由
二宮は由梨に、ペルソナ・シフト計画は廃止され、津村は逮捕され、奈々美は娘と新生活を始めたと説明します。
しかし、これは嘘でした。
実際には津村と奈々美はニューロヴァイスの施設に監禁されています。
二宮は二人を香坂へ引き渡す代わりに、由梨と賢人の安全を確保しようと交渉していました。
一方、二宮の過去も明らかになります。
二宮は約9年前、ニューロヴァイスでPTSD治療の研究を行っていました。
特定の記憶を消したり、別の記憶を上書きしたりする技術を開発した人物です。
ところが、その研究は本人の知らないところで犯罪者を社会へ戻す計画に利用されていました。
最初の被験者となったのが室谷です。
室谷は一度は別人格として生活していたものの、元の記憶が戻り、再び犯罪を起こします。
その結果、奈々美の夫が殺害され、奈々美が犯人に仕立てられました。
二宮は自分の技術が人々の人生を破壊していると知り、後悔します。
さらに、由梨と賢人にも危険が及ぶことを恐れ、自ら記憶を書き換える決断をしました。
こうして二宮は伊川正樹として生まれ変わったのです。
第7話では、津村と由梨が7年前に婚約していたという事実も判明します。
第8話・最終回:二宮が選んだ最後の記憶改ざん
最終回では、二宮、由梨、津村の関係がすべて明らかになります。
7年前、由梨と津村は婚約していました。
しかし、津村が逮捕した室谷が逆恨みから復讐に現れ、由梨を襲撃します。
由梨は抵抗し、瓶で室谷の頭を殴りました。
室谷が死亡したと思った由梨は錯乱状態に陥ります。
津村は由梨を守るため、自分が犯人になることを決めて自首しました。
そして、由梨のケアを二宮に託します。
二宮は由梨の苦しみを取り除くため、彼女の記憶を改ざんしました。
しかし、そこで行ったのは単なる事件の記憶の消去ではありません。
由梨が津村と過ごした思い出を、自分と過ごした思い出へと置き換えてしまったのです。
さらに賢人は、実際には津村と由梨の息子でした。
二宮は由梨と賢人を守るためという理由だけではなく、由梨に自分だけを見ていてほしいという欲望から、家族の記憶そのものを作り替えていたのです。
すべてを知った由梨は、二宮への愛情と憎しみの間で揺れ動きます。
津村は、由梨との思い出を自分の中から消し、由梨の記憶からも自分を消してほしいと二宮に頼みます。
二宮は由梨と向き合い、最後の処置を実行します。
由梨は二宮への愛情を認めながらも、彼の行為を許せないと伝えます。
二宮は由梨を抱きしめ、薬剤を注入します。
その後、由梨、津村、賢人は家族のように幸せそうに歩いています。
そこへ二宮が現れますが、三人は彼を認識しません。
二宮は自分の存在を三人の記憶から消していたのです。
ただし、賢人だけは一瞬振り返り、二宮と一緒に歌っていた歌を口ずさみます。
完全に消えたはずの記憶が、わずかに残っているのかもしれない。
そんな余韻を残して物語は幕を閉じました。
【最終回の核心を考察】二宮祐介は黒幕なのか?ペルソナ・シフトの真相
『マイ・フィクション』を理解するうえで最も重要なのは、二宮祐介を単純な善人・悪人のどちらかに分類できないことです。
彼は記憶改ざん技術を開発した研究者であり、計画に利用された側でもあり、最終的には他人の記憶を操作する側にもなりました。
ペルソナ・シフト・プログラムとは何だったのか
ペルソナ・シフト・プログラムは、ニューロヴァイスの記憶改ざん技術を使い、重罪を犯した受刑者の人格を別人として再構成する極秘計画です。
計画の仕組みを整理すると、次のようになります。
1. 無期懲役囚などを対象にする。
2. 対象者の犯罪に関する記憶を操作する。
3. 別の人格・人生を与える。
4. 新しい人物として社会生活を送らせる。
表向きには、犯罪者を別人として社会復帰させる仕組みですが、重大な問題があります。
それは、本人の同意や被害者の権利、社会の安全を無視して、組織側が人間の人格を自由に操作していることです。
実際、室谷は記憶処置後に元の記憶を取り戻し、再び犯罪を起こしました。
また、奈々美は無実でありながら犯人に仕立てられ、人格まで変更されています。
二宮祐介が黒幕と呼ばれる理由
二宮が黒幕と呼ばれるのは、単に伊川正樹の正体だったからではありません。
彼は記憶改ざん技術を開発した張本人であり、計画の実行に関与していました。
さらに、由梨の記憶を操作し、津村との思い出を自分との思い出へ置き換えています。
津村や奈々美を施設に監禁したまま、由梨には解決したと嘘をついていました。
つまり、二宮は組織に利用された被害者である一方、自分の願いをかなえるために他人の人生を操作した加害者でもあります。
ただし、計画の発端はニューロヴァイスと警察上層部にあります。
その意味では、二宮一人だけを黒幕と呼ぶと、組織的な責任を見落としてしまいます。
ニューロヴァイスと香坂睦美の責任
香坂は計画を運用する側の中心人物です。
彼女自身も娘のゆず季が事件によって心に傷を負ったことから、記憶を消すことによる救済を望んでいました。
しかし、ゆず季は自分の記憶を消すことを拒みます。
ここには作品の重要なテーマがあります。
苦しい記憶を忘れることが、必ずしも本人にとっての幸福ではないということです。
さらに、最終回では香坂が室谷を身元不明の遺体として処理し、ペルソナ・シフト計画に関わり続ける姿が描かれます。
つまり、二宮が姿を消したからといって、計画そのものが終わったわけではありません。
二宮由梨と津村大輔の関係はどうなった?
由梨と津村は、かつて婚約していた恋人同士でした。
津村が自分の罪をかぶったことで、由梨は彼と過ごした時間を失いました。
二宮は由梨を守るつもりで記憶を改ざんしましたが、同時に自分の恋愛感情を満たすために二人の関係を壊しています。
最終回で津村は由梨との記憶を消すことを希望します。
そして、最後には由梨、津村、賢人の三人が一緒に歩いています。
津村と由梨が再び恋人として結ばれたのか、家族として新しい関係を築き始めたのかは、映像だけでは完全には説明されていません。
ただし、賢人が津村の実子であることは最終回で明らかになっています。
【プロの結論】このドラマが描いた本当の問題
この作品の核心は、記憶を消す技術の恐ろしさだけではありません。
他人の幸福を理由に、その人の人生を勝手に作り替えてよいのかという問題です。
二宮は由梨を愛していました。しかし、由梨が何を覚え、誰を愛し、どのような人生を歩むかを自分で決める権利を奪っています。
愛情があっても、相手の意思を無視すれば支配になる。
これが二宮の行動から読み取れる最も重要な教訓です。
【伏線回収とタイトルの意味】マイ・フィクションの結末を深掘り
最終回を見た後に第1話を見直すと、序盤の違和感が別の意味を持ち始めます。
伏線1:事件件数ゼロの森沼ネクスタウン
事件が起きない理想的な町は、単に平和な場所ではありませんでした。
犯罪者の記憶を改ざんし、別人格として社会に配置する計画とつながっていたのです。
町全体の平和は、個人の自由や記憶を犠牲にした結果でした。
伏線2:ピョートルの生死
伊川が亡くなったと思っていたピョートルが生きていたことは、記憶と現実の不一致を象徴する出来事です。
単なるペットの生死に関する謎ではなく、伊川の記憶が誰かによって操作されている可能性を示していました。
伏線3:二宮祐介の遺影
第1話で登場した由梨の夫の遺影は、物語最大の正体に直結する重要な伏線でした。
伊川と二宮が同一人物であることが判明すると、事故死したはずの夫と目の前の主人公がなぜ同じ顔なのかという謎が解消されます。
伏線4:津村が伊川を追っていた理由
津村は伊川を襲うためだけに現れた人物ではありません。
過去の事件と二宮の記憶改ざんに深く関わり、由梨の人生を取り戻すために動いていました。
ただし、津村自身も過去の罪を背負っており、すべてを正直に話せる人物ではありませんでした。
伏線5:はるなぎ園の監視体制
多田や向井の行動、定期検診、町の住民の不自然な反応は、伊川の生活が管理されていたことにつながります。
一見すると穏やかな介護施設が、実は記憶改ざん計画の一部だったという構造は、作品のサスペンス性を高めていました。
タイトル「マイ・フィクション」の意味
英語のフィクションは、虚構や作り話を意味します。
そこに「マイ」が加わることで、「私自身が作った物語」というニュアンスが生まれます。
このタイトルには、少なくとも三つの意味が重なっていると考えられます。
第一に、伊川正樹という人格そのものが作られた存在だったこと。
二宮は自分の記憶を書き換え、別人として生きました。伊川としての生活は、二宮自身が作り上げた人生でした。
第二に、由梨の結婚生活が記憶によって作られていたこと。
由梨は津村との思い出を失い、二宮との思い出を自分の過去として受け入れていました。
第三に、愛情さえも記憶によって左右されるということ。
二宮が作った記憶の中で生まれた愛情は、本当に偽物だったのでしょうか。
由梨が二宮と過ごした時間を幸せだったと認めたことは、記憶の出発点が虚構でも、その時間に感じた感情まで偽物になるとは限らないことを示しています。
一方で、愛情が本物であっても、相手の人生を操作した行為が正当化されるわけではありません。
この矛盾こそが『マイ・フィクション』というタイトルに込められた深い意味だと考えられます。
最終回で残された謎と視聴者が注目したポイント
最終回には、意図的に余白を残した部分もあります。
- 賢人は二宮との思い出を完全に失ったのか。
- 津村と由梨は今後どのような関係を築くのか。
- ニューロヴァイスと警察上層部の責任は追及されるのか。
- 香坂が関与する計画は今後も続くのか。
特に注目したいのは賢人の最後の行動です。
二宮と一緒に歌っていた歌を口ずさんだことは、記憶の完全な消去が成功していない可能性を示唆しています。
ただし、賢人が二宮を明確に覚えていると断定できる描写ではありません。
このわずかな反応が、最終回に切なさと希望の両方を残しました。
【マイ・フィクションネタバレ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:『マイ・フィクション』は全何話ですか?
全8話です。2026年7月5日に放送が始まり、8月23日に第8話で最終回を迎えました。
Q2:伊川正樹の本当の正体は誰ですか?
伊川正樹の正体は二宮祐介です。二宮はニューロヴァイスの研究員で、自分自身の記憶を書き換えて伊川として生活していました。
Q3:伊川真弓の正体は石野奈々美ですか?
はい。真弓は石野奈々美という女性で、夫殺しの罪を着せられた後、記憶を改ざんされて伊川の妻として生活していました。
Q4:二宮祐介は本当に黒幕だったのですか?
二宮は記憶改ざん技術の開発者であり、ペルソナ・シフト計画の実行にも関与していました。ただし、計画の背景にはニューロヴァイスと警察上層部が存在します。
Q5:二宮由梨と津村大輔は元恋人ですか?
はい。7年前に婚約していた関係です。津村が由梨を守るために罪をかぶったことで、二人の関係は大きく変わりました。
Q6:賢人の実の父親は誰ですか?
津村大輔です。最終回で賢人が津村と由梨の息子であることが明かされました。
Q7:『マイ・フィクション』に原作はありますか?
原作漫画や小説はありません。脚本家・山岡潤平によるオリジナルドラマです。
Q8:最終回はハッピーエンドですか?
単純なハッピーエンドではありません。由梨、津村、賢人は新しい関係を築くように描かれますが、二宮は三人の記憶から消え、孤独を抱える結末となりました。
まとめ:『マイ・フィクション』は記憶と愛情を問い直す物語
『マイ・フィクション』は、玉森裕太演じる伊川正樹の正体が二宮祐介だったという衝撃的な展開から、記憶改ざんをめぐる人間関係の真相へと発展する全8話のサスペンスです。
物語の重要ポイントは次のとおりです。
- 伊川正樹と二宮祐介は同一人物。
- 伊川真弓の正体は石野奈々美。
- 二宮由梨と津村大輔は7年前に婚約していた。
- 賢人の実父は津村。
- ニューロヴァイスと警察上層部がペルソナ・シフト計画を進めていた。
- 二宮は由梨を愛する一方で、彼女の記憶と人生を自分の望む形に変えていた。
- 最終回では二宮自身が由梨たちの記憶から消える選択をした。
このドラマの評価を考えるうえで大切なのは、記憶が真実を決めるのか、それとも記憶の中で感じた感情こそが人間関係を成立させるのかという視点です。
二宮が由梨と過ごした時間は、記憶の改ざんによって始まった関係でした。それでも由梨が幸せを感じた時間まで否定することはできません。
しかし、その幸せを理由に相手の選択肢を奪うことも許されません。
最終回の賢人の歌声は、すべてを消したつもりでも、人と人との間に生まれた感情は簡単には消えないという可能性を残しました。
第1話のなりすましから最終回の記憶消去までを振り返ると、タイトルの意味も大きく変わって見えてきます。
『マイ・フィクション』は、作られた記憶の中にも本物の感情は存在するのか、そして誰かを愛することと、その人の人生を支配することは何が違うのかを問いかける作品でした。
主な事実確認資料: ABCテレビ公式ストーリー・ニュース、制作会社MMJの作品情報、最終回の報道記事を参照しています。
※最終回の重要な区別として、ペルソナ・シフト計画自体は二宮の退場によって解決したわけではなく、香坂が関与を続ける描写が残されています。